蕎麦屋の日曜日

2019年2月

野球とトラウマ。

子供の頃、地元の少年ソフトボールチームに入ってた。
ポジションはセカンド。

その日はとても大切な試合。
3塁にいる選手がホーム帰るとサヨナラという場面。
全員がバックホーム体制。
コーシン少年はセカンドを守りながらこう思った。
「ああ、神様。どうかボールが来ないように」
しかし、人生とは無情なもので、思った事と逆の事がやって来るものである。

カキーン!
誰かが叫んだ!
「セカンド!バックホーム!!」
コーシン少年は渾身の力を込めてボールを投げた。

ああ!!そっちじゃない!
観客は歓声からため息に変わった。

センターにボールを投げていた。
ある意味での「奇跡のバックホーム(ホームは後ろ!)」である。

当然、サヨナラ負け。
あー俺のせいで負けてしまった。
目線という鋭利な刃物が身体を突き刺す。
その日以来、野球はするものではなく、見る専になったのは言うまでもない。

時がたって今、自身の子どもが所属する野球チームに参加している。
ネットで得た知識をフル活用して
自身の子どもにゲキが飛ぶ。
「そう!腰を落として!」
「相手が取れる球を投げんかや!」
「何しよんでや!」

つくづく思う。
親って勝手なものである。

GAFAとそば屋

毎日、podcast聞きながら蕎麦打ってます。

「GAFA」
なんだソレ?
聞いたことない言葉が出てきました。

調べてみると。
どうやらアメリカ4大企業を指しており
・Google・Apple・Facebook・Amazon
4社の頭文字をとって「GAFA」と呼ぶそうな。

あるサイトによると・・・
「インターネット時代において、検索や情報発信、買い物の履歴などの
膨大な個人データが企業に蓄積され、事業に活用される中、
GAFAは、個人データを集約して活用するプラットフォーマーとして、
それぞれの分野で市場を席巻しています。」
と。あります。
なるほど、確かに。
日々、その4社に囲まれて生活をしてるけんね。
現に「GAFA」という言葉をGoogleで検索したとこだ。
なるほど、個人としては日々活用しまくり。
でも仕事としてはどうか?
地方の小さなそば屋にGAFAは関係するのか?

ありました!googleマイビジネス。
写真は12月のみのデーター。
当たり前のハナシやけど1日来店客数は把握しているが
その内、何人がネット経由で来ているのかわからない。
このデーターの数が、多い少ないは別にしても、参考にはなるわいね。
12月の1ヶ月間で「西條そば甲」をGoogle検索をした人が約11,000人。
その内、90人がgoogle mapで経路を検索。これが約1%。
仮に経路検索していない人が来店した数がその4倍と仮定しても360人。
これを合計すると450人。つまりググった人の5%が来店していることになる。
なんだ450人かよ。都会の人はそう言うかも知れんね。
でも、田舎のそば屋に1ヶ月450人(1日18人)がネット経由で来ている事はとてもすごい事なんよ。

やるな!「GAFA」

「巻き寿司」もいいけど「お蕎麦」もね。

「巻き寿司」もいいけど「お蕎麦」もね。
(「おせち」もいいけど「カレー」もね。)


今日は「節分そば」の事を。

◆節分そば
節分に食べるものと言えば、豆まきの豆や恵方巻きがありますが、
それよりもっと昔から食べられていたのがそばです。
節分にそばを食べる風習は『節分そば』とも呼ばれ、
江戸後期には全国的に広まっていたといいます。

◆節分そばの由来は?
節分にそばを食べる節分そばは、簡単に言うと「年越しそば」のことです。
旧暦の節分がお正月にあたります。
江戸時代には立春の節分を年が改まる本当の年越しとする習慣がありました。


と言うことで、今年の節分は「そば」を食べましょう。

恵方は「東北東やや東」。
(ややってなんだろね)

うちの店からいえば、新居浜のニトリに向かう感じかな。
なんやそれ。