先日、所用と仕入れで大阪へ。
出身地だけに、出張というよりも帰る感覚ですかね。
さて、仕入れも終わったとこで何やら情報が・・・
気仙沼で震災ボランティアをしていた妹が、伊丹空港に着くそうな。
そんならちょっくら逢いに行ってみようか。
大阪在住の妹は信販会社のOLをしています。
どうやら今回は、会社主催のボランティア募集に応募したようです。
休日を利用して気仙沼へ行ったそうです。
感想を聴きました。
答えは・・・
「行かなければならない、行かなければ解らない」という事でした。
全てがこの言葉に凝縮されていますね。
妹よ。
でかした。
さすが、俺の妹や!
兄ちゃんはお前を誇りに思うよ。
ありがとう。
息子が保育園を卒園しました。
ちょっと振り返ってみると、息子の歩みと「西條そば甲」の歩みは同じなんですね。
「西條そば甲」は平成17年4月に開店しました。
その2ヶ月後、息子が生まれました。
いま思えば凄い事やったなって感じます。
右も左も判らない西条での開店時、女将のお腹は大きく
周りの人に助けてもらいながらも、なんとかやってこれた7年間。
この写真は保育園最後の日、こちらに走ってくるのをパチリ。
しんた へ
君が この地 西条で生まれて いま走ってる。
これからも走る事だろう。
父さんも君の成長と共に走って行こうと思う。
見守るとか伴走とか そんなんではなく
今は父さんについておいで
そのうち横に並んで走って
気がつけば追越してるだろう
そして父さんは君の背中が見えなくなるまで
君を見ていると思う。
おめでとう
これからも
しんたが幸せでありますように。
当然ですが毎朝そば打ちをしています。
一人で黙々やってます。
15人前(並盛り)打つのに30分かかるんで、120人前打つためには4時間かかる計算ですね
このデジタルの時代にアナログな仕事です。
まあそこがいいんですけどね。
たぶん100年後の日本の蕎麦業界も手打ちでしょう。
蕎麦は手打ちに限る!!!
それで、そば打ち中は創作そばの事を考えたり、ちょっと小唄を歌ったり、そば打ち教室の一人リハーサルやったり
まあそんな感じで時間は過ぎて行く訳ですが、実は孤独なんですよね。
孤独なんですよ。
孤独といえばポリスの「孤独のメッセージ」(message in a bottle)って曲がありましたね。
無人島でボトルに手紙を入れてうんぬんかんぬんってやつです。
そば打ちってやつはメッセージかもしれませんね。
読み手(お客さん)の事を想いながら、書き手(そば打ち職人)がメッセージを綴っていく。
いいじゃないですか!
そんな想いで毎日そばを打ってます。
ま〜いにち ま〜あいにち 僕らは 鉄板の〜
(ポリスちゃうやん!!)