0分で読めます。
「年越しそばお持ち帰り辞めます。」
「えっ!そば屋が何言ってんの?」
そんなお叱りが聞こえてきそうです。
確かにそうかもしれません。
食文化の風物詩である「年越しそば」を辞めるに至る経緯として
時代(とき)の流れというものを感じています。
私達は昨今の大量生産・大量消費に背を向け、
自分達でできる範囲での生産販売をしておりました。
(自家製粉・自家製麺を指します。)
ありがたい事に年々お客様に認知して頂き、
その販売数量も増加を極めております。
ほんとうにありがとうございます。
しかしながら、お客様からのご要望に、
お答えできないもどかしさを感じているのも事実としてあります。
「それは大量に生産できない事。」
予約開始日から3日間で予定数量に達した為、
予約を締切るようではお客様に混乱を招くと思うからです。
「年越しそば」というものを多面的に捉えた時に、
私達は品質に重きを置きたいと思います。
「食文化の一翼を担う」という言葉を行動指針として今までやってきました。
その思いはこれからも変わりません。
「年越しそば」という文化を大量に生産してやり過ごすのではなく、
私の思う品質を維持したそば屋でありたいと思っています。
それが私たちの仕事と思うからです。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
認証システムを使わずコメントする場合は、このBlogのオーナーの承認が必要になります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください。また、コメント送信時にメールアドレス・URL欄が空欄のままでも送信可能です。